初めに!
大和心伝承の会の誕生は、自然に生まれてきたように感じます。
私たち日本人は、素晴らしい心を持って生まれてきました。
古の人々が口伝で伝承し、文字を持って伝承を続けてきた歴史があります。
100年前の小学唱歌に「ふるさと」があります。
この曲が出来たのは、1914年のことです。
「ふるさと」を口ずさむ時、何とも言えない思いがわき上がります。
作詞の内容を考えると、すべてが目の前の状況を淡々と語っています。
感情的な言葉を用いずに状況のみで心に訴える。
私たちが日々言葉を使い、何とか伝える作業をしています。
しかし、なかなか伝え切れない思いがあるように感じます。
それって、素直な心で伝えていたのだろうか?
こんな言葉があります。
「スズメの子 そこのけそこのけ お馬がとおる」 小林一茶
「松島や あぁ 松島や 松島や」 松尾芭蕉
「悲しいかな 悲しいかな 重ねて 悲しいかな」 空海
何となく状況がイメージ出来ませんか。
本来、日本人が持ってきた自然への畏敬と共生の歴史があります。
簡単で簡易な一言が、ご本人のイメージをふくらませ心に響く様に感じます。
いつからか、そんな心豊かな伝承が忘れ去られていないでしょうか。
歴史を振り返ると文化、文明の変革期がありました。
縄文から弥生へ 飛鳥から奈良へ 奈良から平安へ~江戸から明治へ そして
1945年(昭和20年)を境に日本の文化、文明が加速度を増して進みました。
歴史を見つめ、学び、体験することで仮説ではありますがイメージが出来ます。
過去を愚痴ってみたり、悔やみ、悩み、未来に不安を抱く人がいかに多いことか。
この混乱期を乗り越え大和魂を再現出来れば、平安な日本が出来ないでしょうか。
大和心伝承、それがすべての解決に繋がるように思います。
伝えることの大事さに気づいて頂くことが目的であり、目標です。
微力ですが皆様のお世話をさせて頂くことが、何よりの幸せです。
「おもしろおかしく」 「うれしく」 そして 「楽しく」
大和心伝承の会では、大和心伝承師を多く輩出し100万人の伝承師を目指します。
世話人の思いです。
船井幸雄先生が、「百一匹目の猿」を提唱されていました。
先生のお志を後世に伝える、礎となることをお誓いしたいと思います。
志にご賛同頂ければ、倍旧の思いです
皆様のご参加を心よりお待ち致します 感謝
581-0094 大阪府八尾市志紀町西1-3-5-201
世話人 浅江 亮勇